干潟の澪筋(干満の潮流でえぐられた筋)、築堤では最後に堰き止め(澪留)られる
・干潟では干満時の潮流で深くえぐられた所を澪(澪筋)と呼び、築堤では潮流による破堤を
避けるため、澪は最後に充分な養生をしてから堰き止める。
・河川でも水量が少なくなった時に細い筋で流れる所や防が決壊した所も澪と呼ぶ。
・木曽三川の流域では一般的に澪が使われることから澪を堰き止めるのを木曽三川の地域では
澪留と呼ぶ。(木曽三川の地域以外では澪留は使われず、潮止と呼んでいる)
・上の3枚の写真が干潟にできた澪が筋となって見える澪筋である。
・右端の写真が現在の神野新田沖の干潟で筋になっている所が、規模は小さいが干満で潮が
集中する所が澪筋である。
▶ 服部長七の澪留の方法
・下の最後の赤枠部に澪留工事のポイントが書かれている