写真では海側と陸側が判断できないので解説します
▶ 児島湾干拓地の潮止(澪留)工事の説明文と写真から
昭和10年の児島湾干拓の情報として、下の2つの説明がある・・・()は推測で追加
① 3区・5区の潮止め工事の方法は、堤防の位置より外側(外海側)に木枠を建て、板を張り、
(板に)防水シート(帆布)を被せ、満ち潮時の海水の流入を防ぐ。
・左の画像をクリックすると検証写真にリンクします
・潮止(澪留)工事の風景です
・写真の右側に木枠が組まれて防水シートが貼られてます
・写真の左手前に大きな船、すなわち深い海側です
・奥の方は工事中の堤防のようです
・左側が海側で右側が陸側と判断できます
写真の著作権は岡山県立興陽高等学校に有ります・無断使用禁止
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
② 内側(陸地側)には杭を打ち、金網を張った木枠を建てかけ、防水シート(帆布)を
かぶせ、内側(陸地側)に留まっている水の流出をせき止めて、両方からの海水の流れを
仮止めをしておいてから、堤防を築く工事となる。
・左の画像をクリックすると検証写真にリンクします
・潮止(澪留)工事の風景です
・写真の左側に杭が打たれ防水シートを貼っています
・写真の右側は海側の木枠が組まれてます
・奥の方は工事中の堤防のようです
・左側が陸側で右側が海側と判断できます
写真の著作権は岡山県立興陽高等学校に有ります・無断使用禁止
▶ 児島湖の潮止(澪留)の動画
・昭和26年~29年の児島湖締め切り(潮止/澪留)の工事風景です。
・潮止工事が映っているのは 2:02~2:17 です(再生は2:02から始まります)
・神野新田なら木枠の高さが、もっと大きい必要があると思われます。
・下の動画からも斜めの木枠側(左側)が海側だと判断できます。